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活動報告
 過去の活動報告


 平成29年度 第1回纒向考古楽講座を開催しました。

 2017年9月2日(土)に、今年度第1回目の纒向考古楽講座を開催しました。 この講座は考古学初心者の方でも理解しやすい入門編の講座で、座学と実習を織り交ぜた内容となっています。今回は19名の方々がご参加くださいました。
 第1回の講座では【よくわかる「考古学」「纒向遺跡」】をテーマに、まず森所員から考古学の基礎や纒向遺跡の意義についてレクチャーを受けました。さらに中屋所員から、考古学と自然科学の関係性についてのレクチャーがあり、今回は環境考古学について詳しく学びました。
 その後は実践編として、参加者の皆さんには班に分かれてもらい、レクチャーで学んだ考古学と環境考古学の2つの議題について検討してもらいました。【Q1 土器がどんなふうに使われたのか推理しよう!】【Q2 花粉から纒向遺跡の環境を考えてみよう!】
 土器に関する実習では、実際に纒向遺跡から出土した本物の土器が目の前にあることもあり、皆さん積極的に自分の意見を述べられ白熱した話し合いがそれぞれの班で行われていました。環境復元に関する実習では、普段見たことのない花粉を使っての実習であったため、皆さん最初は苦戦しておられましたが、最後には班内で纒向遺跡の環境について意見を交わす様子も見られました。
 どちらの内容も皆さん真剣に取り組んでいただき、充実した講座を開催することができました。ご参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。
 次回(第2回)は【纒向遺跡を歩いてみよう!】です。ご期待ください。

纒向考古楽講座

考古学の基礎を学びました

纒向考古楽講座

班ごとに実習を行いました


 第9回纒向学セミナーを開催しました

 2017年7月15日(土)に、第9回纒向学セミナー「前方後円墳の築造と葬送儀礼」を桜井市立図書館にて開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、約280名の方にお越しいただきました。
 今回は、奈良大学教授で当研究センター共同研究員の小山田宏一先生をお招きし、標記の題でご講演いただいた後に、寺沢薫 当研究センター所長との対談を行いました。
 小山田先生は、土の構造や安定した斜面を作る技術など古墳築造の基礎的な説明から始まり、前期古墳の盛土の構造や、竪穴式石槨の築造順序について弥生墳墓と比較しながら述べられ、箸墓古墳の築造順序の復元に関しても言及されました。さらに、弥生時代と古墳時代の葬送儀礼の違いや東アジアの葬送儀礼の特徴について鏡の取り扱い方を中心に解説していただきました。
 対談では、東アジアにおける古墳築造方法、構築墓壙の成立時期や製作技術について双方の意見を交換し、また葬送儀礼における鏡の破砕行為がなぜ死者の蘇生につながるのかについて白熱した議論が交わされました。
 セミナーにご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

纒向学セミナー

講演される小山田先生

纒向学セミナー

対談のようす


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